本記事で得られる知識

マーケティング用語であるKPI(Key Performance Indicator)について解説します。

記事の前提

マーケティングを勉強している方・勉強しようとしている方の中で、マーケティングに関して素人であり、年齢に関係なく上昇志向である方が最初の入り口としてイメージが湧くように、できるだけシンプルな言葉で解説をしています。

記事の信頼性

ネット通販業者を約13年運営し、マーケティングに関わる仕事をしています。

KPIとは

KPIとは、「Key Performance Indicator」の略称で、日本語で言えば「主要業績指標」と訳されます。具体的には、企業や組織が設定した目標や戦略の達成度合いを測るために使用される数値指標です。KPIは、ビジネスのあらゆる分野で使用され、重要な意思決定や業績評価に役立ちます。

 

KPIの例に使われる指標の一例

KPIには多くの種類がありますが、以下は一例です。

・売上高
・利益率
・顧客満足度
・顧客獲得数
・離脱率
・生産性
・品質管理
・従業員満足度
・リード時間

KPIの設定するにあたっての手順

KPIの設定には、次のようなプロセスがあります。

目標設定

企業のビジョンや戦略に基づいて、KPIの設定目的を決定します。

データ収集

KPIを測定するために必要なデータを収集します。

計測方法の決定

KPIをどのように計測するかを決定します。

KPIの設定

KPIを設定し、測定開始します。

KPIの監視

定期的にKPIを監視し、必要に応じて修正します。

 

KPIを設定するメリット

KPIには以下のようなメリットがあります。

目標達成度の可視化

KPIを設定することで、企業の目標達成度を可視化し、改善のための具体的な方針を打てるようになります。

業績評価の向上

KPIを利用することで、業績評価がより正確に行えるようになります。

意思決定の裏付け

KPIを用いて、意思決定を裏付けることができます。

チームの共通認識

KPIは、企業のビジョンや目標に対するチーム全員の共通認識を促進します。

モチベーション向上

KPIは、従業員のモチベーション向上につながることがあります。

 

KPI運営におけるデメリット

数値に囚われる

KPIは数値で表されるため、数値を追い求めることに囚われ、目的や戦略から逸れることがあります。

量的評価に偏りやすい

KPIは、量的な評価がしやすい指標であるため、質的な評価をすることが難しくなる場合があります。

KPI設定に時間がかかる

KPIの設定には時間がかかるため、適切なKPIを設定するためには、多くのリソースが必要になることがあります。

要因分析が必要

KPIが悪化した場合、その原因を特定するための要因分析が必要になることがあります。

KPIによる業績評価が厳しくなる

KPIによる業績評価が厳しくなり、モチベーションが低下する場合があります。

 

KPI設定の注意点

KPIを設定する際には、以下の点に注意する必要があります。

ビジョン・戦略との整合性

KPIは、企業のビジョンや戦略と整合性があることが重要です。

数値の明確化

KPIを設定する際には、数値の明確化が必要です。

管理する人を明確にする

KPIを設定する際には、KPIを管理する責任者を明確にする必要があります。

定期的な見直し

KPIは、企業の状況に合わせて、定期的に見直す必要があります。

目標の調整

KPIが達成できない場合は、目標を調整することも必要です。

KPIのケーススタディ

以下は、KPIの具体的なケーススタディです。

例1:ECサイトのKPI

ECサイトの場合、以下のKPIを設定することが考えられます。

  • 月間売上高
  • 月間来客数
  • ユーザー数
  • カート放棄率
  • コンバージョン率

例2:製造業のKPI

製造業の場合、以下のKPIを設定することが考えられます。

  • 生産性
  • 不良品率
  • 稼働率
  • リードタイム
  • 在庫率

 

まとめ

KPIは、企業や組織の目標を達成するために、定量的に評価するための指標です。KPIを設定することによって、組織内で目標に向けた取り組みを共有し、業績を改善することができます。KPIのメリットとしては、目標達成に向けたフォーカスやモチベーションの向上、業績改善などが挙げられます。しかし、KPIにはデメリットもあり、数値に囚われる、量的評価に偏りやすい、KPI設定に時間がかかるなどが挙げられます。

KPIを設定する際には、ビジョンや戦略との整合性、数値の明確化、KPIを管理する責任者の明確化、定期的な見直し、目標の調整などに注意する必要があります。

KPIのケーススタディとして、ECサイトや製造業のKPIを挙げました。ECサイトの場合は、月間売上高や来客数、ユーザー数、カート放棄率、コンバージョン率などがKPIとして考えられます。製造業の場合は、生産性、不良品率、稼働率、リードタイム、在庫率などがKPIとして考えられます。

KPIは、企業や組織の目標達成に向けて重要な指標ですが、適切なKPIを設定することや、適切な評価方法を選択することが重要です。KPIを活用することで、目標達成に向けた取り組みを共有し、業績を改善することができます。