本記事で得られる知識

ネット通販業者がヤフー(Paypayモール)内で注文を受け付けて商品を発送するまでの流れについて解説します。

記事の前提

商品は自ら梱包することを前提としています。どの媒体でも共通の内容を記載しています。

特定のモール出品や、利用するEC通販サービスによっては、特有の操作が発生する場合があります。

ネット通販自体のおおまかな全体像を確認したい方はネット通販で注文を受けてから商品を発送までの手順をご覧ください。

記事の信頼性

ネット通販業者を約13年運営しています。

今回の学習のポイント

ヤフーで出店しても、paypayモールで出店しても、操作画面はストアクリエータを使います。

ヤフーで注文を受けてから発送まで、バックヤードではどのように処理されていくのか把握することができます。

注文から発送までの流れ

ストアクリエーターの画面上の操作なのか、物理的な作業なのかを意識してお読みください。

合わせて、お客様からの入金状況と、出荷状況がどのように連動しているのかの観点から見てみると、より業務の進行のコツが理解できます。

画面上の操作については、ステータスを移動することで、それぞれの注文の出荷作業の進捗状況を把握することができる仕様となっています。

注文を受ける

お客様の画面で、ご注文の確定ボタンを押すことで、ご注文が確定します。

お客様注文後10分間待つ

ご注文後約10分間は、お客様側でキャンセル処理ができるため、あえてこの時間だけ操作を控えます。

この10分間は、ストアクリエイター上では、「キャンセル受付中」内にて確認することができます。

この時点では、入金は確定していません。物理的な作業も行いません。

10分経過後

10分が経過すると、通常注文は「新規注文」へ、予約注文は「新規予約」へ移動します。

この時点では、入金はまだ確定していません。物理的な作業も必要ありません。

新規受注ステータスから入金待ち・もしくは出荷待ちステータスへ移動、同時に受注メールを送る

ここで初めて受注処理を行います。

ヤフーのストアクリエーター上の「新規注文」内の出荷をする注文を全てチェックいれて、画面下部にある「注文ステータスを更新」を処理します。

「処理中」を選択することで、銀行振り込み・コンビニ払いの場合は「入金待ち」ステータスへ移動し、

それ以外の注文の場合は「出荷待ち」ステータスに移動します。

この時点でもまだ入金確認と物理的作業が発生していません。

在庫のピッキング作業

受注メール送信後、決済が確定・未確定に関わらず、注文日時の優先順位を守るため、在庫の確保を行います。

入金されてから商品をピックアップしてもいいのですが、

出荷体制のしくみによっては、確定したものから先入れ先出しになっている場合があり、

その場合、注文時には在庫があったのに、1週間後の入金の間に、

別の注文で出荷される場合があり、クレームにも繋がりやすいので、

ご注文日時順の優先順位で在庫を確保して、

キャンセルの場合のみ棚戻しという、ひと手間かけた出荷体制が必要になります。

したがって、入金は確定されていませんが、物理的な作業が発生します。

決済処理

お客様よりご注文の確定ボタンを押すと、お客様が選択したお支払い方法に基づいて、自動的に決済の確認処理が行われます。

クレジットカード決済の場合

モールや決済サービス側で、自動的にオーソリの枠を取得し始めます。ここで、お客様が指定したクレジットカードの利用限度額を超えていると、オーソリNGとなり決済が処理止まります。

ヤフーの場合は、代金引換かお客様の方でクレジットカードを変更するか、決済方法そのものを変更することになります。

無事決済が通ると、オーソリの枠が確保されます。この時点では、お店側や決済サービス側で、請求は確定しません。あくまで枠の確保になります。

代金引換の場合

商品お届けまで代金の請求が確定しまんので、このまま出荷作業に移ります。

コンビニ払いの場合

指定の口座に入金があるまでは、お店側はお振込みがされるものとして、先の在庫の確保に進みます。

入金を確認して初めて商品の出荷作業に移ります。

銀行振り込みの場合

指定の口座に入金があるまでは、お店側はお振込みがされるものとして、先の在庫の確保に進みます。

入金を確認して初めて商品の出荷作業に移ります。

後払い決済の場合

楽天の後払い、ヤフーのゆっくり払い、アマゾンにおける法人向けの請求書払い、baseなどの後払い出荷やpaidyによる後払いの場合は、決済代行会社がお店に支払い、後々に決済代行会社が購入者に請求するため、最初から入金が確定したものとして、直ちに出荷作業に入ります。

入金されたらステータスを「出荷処理中」へ移動

入金が確定された旨をお客様に通知して、ストアクリエーター内のステータスを「出荷処理中」へ移動します。

その後、出荷作業に移ります。

ここで入金が確定します。物理的な作業はありません。

納品書の印刷

納品書の印刷は、デフォルトではストアクリエイター内に専用のpdfもしくはhtmlファイルを印刷して使用します。

ただ、納品書はお客様とお店が直接触れ合う少ない機会の一つでもあるため、

専用の納品書を用意して使用するのが望ましいです。

ここからは全て物理的な作業になります。

送り状の印刷

送り状の印刷は件数が少なければ、アナログで1件1件行えますが、

通常は数十件、数百件と存在するので、

csvファイルから送り状発行ソフトへ出力することで一括印刷するなどします。

この部分は別途記載します。

商品梱包

確保した在庫を梱包し、納品書や送り状を印刷して貼り付けます。

商品の発送(運送会社への引き渡し)

持ち込みか、集荷により、商品を引き渡します。

出荷通知メールの送信、ステータスを「出荷完了待ち」へ移動

運送会社とお問い合わせ番号が確定したら、出荷した旨をお客様へ通知し、ステータスを「出荷完了待ち」へ移動します。

請求確定処理

ストアクリエーター内の「出荷完了待ち」内の下部に、請求を選択する箇所があるため、該当の注文を全てチェックした上で、

「完了」処理することで、ご注文者からご購入者への請求が確定されます。

この時点まではモールや決済機能を管理している会社の方で、クレジットカードの枠が抑えられた状態か、

金額を一時的にプールしている状態となり、請求確定処理をすることで確定となり、次回のヤフーからの売上として入金されます。

請求の確定はあくまで商品の出荷

商品が出荷されていない状態で出荷通知を行うと、空出荷(からしゅっか)と呼ばれ、規約違反となり、購入者からヤフー側に通報されると、ペナルティを課され、最悪アカウント停止となりますので、注意が必要です。

実際には商品がないのに、お金だけ請求することになりますので、お客様からの信頼の失墜に繋がりやすいためです。

必ず実際に商品を出荷されてることが大前提となります。